海外から保活してワーママ復帰を目指すブログ

夫の仕事で現在ヨーロッパ在住、平成31(2019)年春の帰国と同時に子供たちを保育園に入園させ、職場復帰するための活動を記録します。

ベルギーでは、2歳半過ぎたら幼稚園に入ることができます。

ブログタイトルとは関係ありませんが、今住んでいるベルギーの幼稚園事情を参考までに。

ベルギーでは、日本のように保育園・幼稚園のような区分けはありません。本人が2歳半になると、どこの幼稚園(←便宜的に幼稚園と呼びます。)でも入ることができます。日本のように4月一斉入園ではなく、あくまで自分の月齢で入園時期が決まります。入園式ももちろんありません。また、どこの幼稚園も、ギャルドリといって、朝保育・延長保育のようなものがあるので、共働きなどでも問題はありません。

幼稚園は、小学校部・中学校部にそのまま繋がるので、幼稚園選びは現地のお父さんお母さんにとって、とても重要なものとなります。

駐在の日本人が現地の幼稚園に入園する場合は、通園距離などを考慮して選び、直接園に問い合わせて、空きがあるところに入園する、というパターンが多いですが。

ちなみに、ベルギーは多言語国家で、公用語がフランス語とオランダ語(フラマン語)です。道路標識、スーパーで売っている商品のパッケージ、あらゆるものが2言語で記されています。北部はフランドル地方といってオランダ語、南部はワロン地方といってフランス語という区切りがありますが、首都のブリュッセルは、まーーー複雑(+_+)地理的には北部に位置しているものの、フランス語話者が97%を占めるらしいです。しかし、もちろんオランダ語の学校もたくさん存在しており、我が家の上の子は、オランダ語の幼稚園に通っています。家から近かったので。。。

なお、2歳半までは、クレッシュと呼ばれる、保育園のような託児所のような施設があり、そこに預けることができます。

 

そもそも学校のシステムが日本とは違うんですよね、学区とかもないし…将来を見据えて幼稚園から選ぶという感じです。もちろん途中で転校する子もいます。

日本の保育園の場合は小学校以上とは直接繋がらないですからね。あくまで「保育に欠ける家庭」のために提供されている施設という位置づけなので。

さらに言えば、ヨーロッパはバカンスが多く(イースター、2カ月の夏休み、秋休み、クリスマス休暇…)、その時期は幼稚園(学校)もお休みです。でも、スタージュと呼ばれる預かりプログラムがとても充実しており、その間はそれに申し込んで、子供たちはそこに通います。日本で幼稚園ママだったママ友たちは、このシステムをとてもありがたがっていました。日本の幼稚園もけっこう休日多いですもんね。